【SW初心者におすすめ】テキスト「やさしく学ぶSOLIDWORKS」レビュー
今回は、実際に僕がSOLIDWORKSを学んだ超おすすめのテキストを紹介します。
僕が初めて手に取ったのがこのテキストです。
最初本屋に行って何かソリッドワークスの参考書ないかなーと探しにいきました。
本書は、数多くあるテキストの中でも、
- 一つ一つの手順をカラフルにわかりやすくまとめてある
- 動画ディスク付きでテキストに沿って動画でも学習できる
この2点が特徴的で、本書を購入しました。
一通り学びましたが、至れり尽くせりで初心者でも挫折せず学べられます。
僕は一日30分やって1~2週間でマスターできました。
構成
第1章 SOLIDWORKSの特徴
第2章 SOLIDWORKSの基本操作
第3章 部品ドキュメントの作成
第4章 よく使うフィーチャーの練習
第5章 アセンブリドキュメントの作成
第6章 図面ドキュメントの作成
第7章 工具箱の作成(応用モデリング)
感想
第2章では操作画面の設定について書かれています。
中でも「本書に合わせたツールバーの設定」が非常に助かっています。
練習に入る前に環境を整えるので、
「どこにツールがあるのはわからない」といったトラブルが生じること無く進められます。
そのカスタマイズが使いやすく、実務で使い倒している今でも、その設定を使い続けてます。
本書では序盤からカスタム方法を学べる特徴があります。
第3章から第6章では、モデリング、アセンブリ、図面化といった一連の流れを一通り学べます。
例えば第4章では
ペンたてをモデリングから図面化まで進めます。
他にもクリップやおちょこなど、身近なモノを作成して基本操作(押し出し、カット、スイープ、フィレットなど)に触れ始めます。
第7章 工具箱の作成(応用モデリング)
最後はそれまで習った総復習になります。
参考書によっては学習ポイントごとに応じてパーツの形が変わる形式で完結しますが、
ここではとにかく工具箱を完成させることにフォーカスする。
なので、進めていくうちにどんどん工具箱が積みあがっていく感じが、楽しい。
達成感を感じながら進めることができました。
まとめ
やさしく学ぶSOLIDWORKSは初心者でも挫折することなく続けることができると思います。
3Dは一見ややこしい機能が多く、2D経験者には特に挫折しがちのようですが、
本書はその心配がいらないぐらい、解説が丁寧で内容が充実しています。
私は現在SOLIDWORKSのヘビーユーザーですが、本書で学んだことがベースに活きています。
3DCADのニーズが急増してきた理由
今回は、3DCADについてまとめたいと思います。
装置メーカーの機械設計のわたしが、
3D設計導入で培った体験談やノウハウを発信することで、
3DCADで苦戦しているメーカーさんの一助になりたい。
また、これから趣味で学びたい一般の方にも、3Dテクノロジーの面白さを一緒に体感してほしい!
と思ってます。
書きたいこと
どんなに人に読んでもらいたいか
・3D設計導入を本格的にはじめたいと考えている装置メーカーの方
・3D設計のやり方がわからない機械設計の方
・趣味で3DCADを学習したい方
経歴
学生時代:大学院で工学部卒業。3DCAD(Solidworks)を学ぶ。
新卒で就職:産業車両メーカーに就職。車体設計担当。3D設計(NX I-DEAS)。3年間働く。
転職(現職):業界を変え、装置メーカーに転職。はじめての2D設計(AUTOCAD)。
前職の3Dから今の2Dメインの会社に転職して、最近3D導入することになりました。
過去記事で具体的な悩みをまとめてあります↓↓
中小はまだまだ2D派?
どれくらい3DCADが普及されているのでしょうか?
大手企業、特に自動車メーカーや家電業界では、3Dはすでに普及されているそうですが、
社員100人程度の製造業の中小企業では、まだまだ2Dベースではないでしょうか。
だってソフトのライセンス料なんてめちゃくちゃ高いじゃないですか。
1本あたり月額数十万円かかるそうで、機械設計の人数分揃えたら大変な額になります。サポート料も上乗せされます。
そりゃ大企業ほど資産が多くない中小なら、慎重になるのも当然だと思います。
実際僕の会社では2D設計が基本です。
現状(うちの場合)
現職の状況を書きます。
一応3Dソフトは数本持っていますが、
使うのはお客様から3Dデータとしてほしいと要望があったときだけですね。
すでに出図し終わった2D図面を3D変換する単純作業です。
社内的にニーズがないので、操作できる人も1~2人。ちょっと3Dに興味がありそうな若手社員に依頼する。
上司「いま3Dやる必要あるの?」
前職で3Dメインだった僕は、一度上司に3D設計を提案しましたが、
「メリットはわかるけど、なかなか難しいね。いまやる必要ある?(ないよね)」
という反応をもらいました。
その場はあきらめました。
理由は、
・設計力が落ちる
・操作が難しい
・コストがかかる
です。
「現状2D設計で成立しているのに、わざわざ難しいソフト扱う必要ある?」
「高いお金かけて、もしうまくいかなかったらどうするの?」
「若手が育たないんじゃないの?」
2D期間が長いベテラン社員がもつ3Dへの抵抗は想像以上でした。
その壁を壊さなければ、次へ進めないな、とも思いました。
(以前こんなツイートをしました。)
【3D設計導入への道】
— アルパカさん@3D-CAD勉強中 (@nogutaku49) 2020年8月22日
2Dから3Dへの変換作業はできる。けど3D空間上で設計する経験がない、試行錯誤している。特にソフトの扱いが難しい
だからベテラン先輩上司からは「どうなの?逆に面倒じゃね(やんなくていいじゃん)」という表情。
皆さんどうやって導入したんでしょ。#solidworks #機械設計
ところが、その風向きが大きく変わることに!
全社的に3D設計をやろう!というのです。
急になぜ?
理由はロボットにありました。
「3D CADを導入しよう!」そのきっかけ
きっかけはロボット案件の引き合いが急速に増えてきたことです。
ここで言うロボットは6軸多関節ロボットのことです。
世の中的にトレンドになってて、製造業、食品、医療分野など広い範囲で需要が高まってきてます。
ロボットの魅力にひかれて、「うちもぜひ!」というお客様が増えてきました。
なぜロボット案件に3Dが必要か?
そもそもなぜロボット=3Dにつながるかというと、
シミュレーションをするためです。
- 周辺装置と干渉してないか?
- サイクルタイムが上限をこえてないか?
これらを確認するには、図面だけでは無理で、
ロボットシミュレーションの力が必要なんです。
その場合、シミュレーション専用ソフトはもちろんですが、
ロボットに取付けるハンドユニットや周辺機器などの3Dデータが必要なんですね。
っていう経緯があって3D導入に踏み切ったわけです^^
これからそういった企業は増えてくると感じています。
まとめ
3Dで世の中をもっと楽しく!をテーマに自分の体験談、学びを発信していきたいと思います。
まだまだ企業も一般の方も身近なものになっていないというのが、私の意見です。
これはもったいないことです。
本当は便利で、楽しいことを体感できる、
そういうコンテンツ配信を心がけていきたいと思います。
おわり!
【機械設計メモ】3D設計→2D設計の会社に転職して苦労したこと3つ
今日は、3D設計について書きたいと思います。
「3D設計から2D設計の会社に転職したら結構しんどかった話」です。
僕は設備装置メーカーで働く会社員(機械設計)です。
前職では、3D設計していましたが、事情があって2D設計のメーカーに転職しました。そこで感じたことを書きたいと思います。
経歴
- 大学院で工学部卒業。3DCAD(Solidworks)を学ぶ。
- 新卒で産業車両メーカーに就職。3D設計(NX I-DEAS)。3年間働く。
- (現職)装置メーカーに転職。2D設計(AUTOCAD)。
2Dでどうやって設計すればいいの!?
現職の会社に転職してきたときは衝撃でした。
2D設計がとてもやりづらく、その非効率さがかなりストレスでした。
なにより、自分の3Dスキルをまるで生かせないことが残念でした。
(転職の時点で確認するべきですが泣)
具体的に感じたことは、
- 組図が全然わからない!どうなってんの!?
- どうやって干渉確認すればいいんだ!?
- 部品図手書きで書くの!?
ですね。
組立図が理解できない!?
2Dの部品図は書いたことはあっても、2D設計は未経験でした。一番苦労したのは、
組立図が読めない、わからないこと。
これがどういう装置なのか2D図面から解読するスキルがなかったため、理解するのに時間を要しました。
図面によっては線が重なりすぎて真っ黒なものもありますが 笑
部品図を手書きで書く!?
製図の際、3Dなら3Dモデルさえあれば部品の外形線をわざわざ自分で書く必要がありません。(寸法は手書きします!)
ところが2Dでは三面すべて自分で書くので大変。
具体的に言うと、
三面図は一つの3Dモデルを参照して投影するわけです。
なので実作業としては「モデル作成→図面に投影」
これだけで完了となります。
もし設計変更があっても、モデルを修正すれば投影図たちも自動で更新されるます。
つまり、新規・修正どちらにおいても外形線を手で書くことはほぼないです。
2Dだと、まず自分で手書きですし、
外形線にズレがないか、隠れ線または中心線にズレ・抜けがないか
もチェックしながら製図しなければなりません。形状変更が生じれば同じ繰り返しです。
非常に手間です。
それでも2D設計で得たことは大きい
2Dの悪いところばかり挙げてますが、それでも2D設計を経験して設計力が格段に上がった実感があるんです。
よく拝見している機械設計のブログでこんな記事がありました。
今日は「2DACDの基準と3DCADの基準」について話したいんですが、2DCADの書き方を知らない人が3DCADから入ると「基準」のない設計になるんです。
これ、結構感じている人多いと思うんですよね。
他人様のデータを見るとよく感じます。「どこを変更すればピッチが合うの?」とか。
特に今の若手は、便利な3DCADから入っているので設計終盤になって基準がないことに苦労します。基準がないということは、設計した根拠が無いといっているのと同じなんですよね。例えば搬送系の組立図で言うと「FL0」があって「パスレベル」があって「搬送ピッチ」があって「組立基準」があって・・・という基準です。
おっしゃる通りで、以前までの僕は大体の形(3D)があって、それをもとに設計してたんですね。前職の車両メーカーでは、現行モデルをベースに設計するのでそれが当たり前でした。
装置メーカーに転職して2Dメインになってから
基準線、基準寸法が重要になって、それをベースに設計することになります。
すると、
寸法指示ひとつひとつにとってもちゃんと意図を持った設計をする意識が身につきました。
それが設計者としてより設計者らしくなれた気がするんです。
これを3D-CADでも応用することはできるのではないか、とも考えてます。
3D設計導入へ。
いま、会社では3D設計を押し進める動きがいよいよスタートしました。
僕は前職の経験を買われ、いわゆる「3D設計チーム」に抜てきされました。
現在はソリッドワークスを勉強しながら、環境を整えています。
課題はたくさんあります。
- 2D設計をやってきた先輩方の抵抗感がすごい
- データ管理方法が決まっていない
- トップダウン設計のやり方がわからない
などなど。
冒頭で挙げた2Dのデメリットを解消しつつ、2D設計の良さを踏襲しながら、3Dの良さを引き出すこと、
「2Dと3Dの両立」を意識したいと思っています。
P.S.
このブログでは3D技術や機械設計についても発信していきたいと思います!
まだペーペーなのでこれを見てくださる先輩方からいいアドバイスを頂きたいなと思っています!
170cm 85kgのデブが1年で75kgまで減量するぞ計画
こんにちわ、のぐたくです。
今年の年始から筋トレが習慣化して数か月たった。
筋力は結構ついた実感はある。が。体脂肪は相変わらずだらしない。
身長170cm 体重85kg 体脂肪20% 筋肉量64kg
ずっとデブのレッテルを張られてきた。そんな自分をそろそろ変えたい。
こんな風に
改めて自己紹介です!
— 会社員ひろ@体脂肪率3%でフィジーク優勝🥇 (@hirofitlife) 2020年8月10日
年齢:25歳🙌
職業:会社員(平均残業80時間)👨💻
趣味:筋トレ・勉強🏋️
受賞:フィジークノービス優勝🥇オープン4位🔥
ガチトレ歴:2年✌️
トレ頻度:週6日6️⃣
BIG3:B110㎏、D160㎏、S160㎏😅
会社員筋トレコミュニティを作ります🖐️#筋トレ #自己紹介 #会社員の人体実験 pic.twitter.com/ZrOLl1A03K
結局見た目 で自己評価も他者評価が大きく変わるのだ。
だからまずは、見た目を徹底的に磨く。ということで計画。
題して、
「85kgのデブが1年で体重-10kg、体脂肪10%以下まで減量・筋トレして身体を変える計画」
目標
期間1年 2021年8月までに体重75kg、体脂肪率10%以下が目標。
なぜ期間1年か
筋肉量を維持・増量が前提だから。
有酸素運動Xストイックな食事なら-10kgは簡単に3か月もあればできる。
しかし、それと代償に代謝も筋力も下がって、トレーニングを辞めたとたん太りやすい体型になり、結果的に理想的な身体から遠のいてしまう。
筋トレで減量するなら長期的に考えた方がいいと思う。
食事
マクロ栄養素
減量を実践するうえで「マクロ栄養素」方式を取り入れることにした。
筋トレ界でじわじわ有名になっているTeststeroneさんも推奨する管理法だ。
私があらゆるダイエット法の中で猛プッシュするマクロ管理法。これは、あなたの性別・身長・体重・年齢、そして三段階にわけて活動量から算出した1日に摂取すべき総カロリーと、そこから導き出されたマクロバランスに沿って食べるだけという超シンプルな食事法だ。
つまり自分の身体スペックから算出された摂取カロリーを摂取すればいいだけ。その管理する栄養素は「タンパク質、脂質、炭水化物」の3つ。
測定可能で論理的な方法なので習慣化しやすい。
必要な5ステップ
- 基礎代謝を割り出す
- 消費カロリーを割り出す
- 摂取すべき総カロリーを割り出す
- 各マクロ栄養素を毎日何グラム摂ればいいか割り出す
- 割り出したマクロ栄養素どおりに食事をするだけ
基礎代謝
現状のスペックです。
基礎代謝 | |||
---|---|---|---|
体重 W | kg | 85 | |
身長 H | cm | 170 | |
年齢 Y | 32 | ||
BMR | kcal | 1758 |
計算式は、「BMR = 10 * W + 6.25 * H - 5 * Y + 5」
下記ページで簡単に計算できます!
https://www.easycalculation.com/ja/health/bmr.php
消費カロリー
消費カロリー | |||
---|---|---|---|
運動量 L | 1.725 | ||
消費量 C | cal | 3032 |
計算式 「C = BMR * L」で消費カロリー3,032カロリー
運動量について:週4筋トレなら、1.725らしい
摂取カロリー
摂取カロリー | |||
---|---|---|---|
カロリー設定 r | 0.8 | ||
摂取量 T | cal | 2425 |
計算式「T = C * r」で2,425カロリー
カロリー設定は減量期なら0.8、増量なら1.2、維持は1.0
各栄養素の摂取量
目標摂取量 | |||
---|---|---|---|
タンパク質 | g | 170 | |
脂質 | g | 67 | |
炭水化物 | g | 285 |
計算式は複雑なので割愛させてください^^
詳しく知りたい方はカネキンさん動画がとても分かりやすいです。
【筋トレ】一日にたんぱく質どのぐらい必要?/マクロ栄養素の計算の仕方
食事モデル
一日全体摂取すべき炭水化物とタンパク質だけ着目してみる。
タンパク質
食品 | 栄養素(g) | 数 | 合計(g) | |
---|---|---|---|---|
鶏むね肉 | 100g | 25 | 3 | 75 |
全卵 | 1個 | 6 | 4 | 24 |
プロテイン | 一杯 | 25 | 3 | 75 |
合計 174g
(目標170g以上)
炭水化物
食品 | g | 栄養素 | 数 | 成分量g |
---|---|---|---|---|
ごはん160g | 160 | 60 | 3 | 180 |
パスタ | 100 | 72 | 1 | 72 |
合計 252g
(目標285g以下)
筋トレメニュー
1日目<胸><肩>
ベンチプレス or ダンベルプレス
ダンベルフライ
ダンベルショルダープレス
サイドレイズ
2日目<脚>
フルスクワット
ブルガリアンスクワット
3日目<背中><腕>
ラットプルダウン
シーテッドロウ
ワンハンドロウ
トライセプス
アームカール
4日目<脚>
フロントランジ
レッグエクステンション
レッグカール
朝の筋トレ最強説 絶対にオススメする理由
こんにちは
今回は、「早朝から筋トレをやるの最高だよ」
ってことを伝えたいと思います。
僕は朝5時半に起きて7時から筋トレしている一般サラリーマンです。
わざわざ早朝から頑張って起きる理由は、
「継続すること」に尽きます。
なかなか筋トレって続かないですよね。
僕も何度もはじめては辞めてきました。
続かないのは「やらない理由に囲まれていたから」ほんとこれ。
出社後は誘惑がたくさんあります。
どれだけ「今日は絶対ジムへ行くぞ!」と意気込んでも、
就業後には「早く家に帰りたい」「今日はなんか疲れた」「今日はネトフリの気分」とか。
これじゃ続けたくても続けられない。人間はサボる生き物です。
「どうすれば何にも邪魔されることなく続けられるか?」
そう思ったら逆転の発想。もう朝やるしかなくなる。
朝ならほぼ確実にだれにも邪魔されない。
僕の一日のスケジュールはこうです。
5:30
起床
出社順位(洗顔、髭剃り、着替)
6:00
朝食
弁当準備
6:20
家から出る
6:50
到着
7:00
筋トレ開始
8:00
クールダウン、シャワー
8:15
会社へ
8:30
仕事開始
場所:
ジムは職場からめちゃくちゃ近いのがポイントです!
家に近くてもいいですが、朝の通勤ラッシュを考慮すると職場寄りが合理的です。
時間:
筋トレは実質1時間リミットの強制力がありますが、これがかえっていいです。
だらだらせず中身の濃いトレーニングができるからです。
環境:
朝は誰もいないのでほぼ独占状態笑
まとめ
やってやれないことはないです!
他にもメリットはたくさんありますが、
一番は「継続すること」が重要なんじゃないでしょうか!
おわり